1964-06-20 第46回国会 参議院 本会議 第30号
たとえば、三井三池、主婦と生活、成光電機、田原製作所、メトロ交通、日本ロール、司自動車等々、枚挙にいとまがありません。資本家が暴力団を雇い入れるということは、政府もしぶしぶ認めました。役に立つから金を払って雇い入れるのでありましょう。資本家は暴力団を雇って争議を抑圧し、その資本家は保守党に多額の献金をするわけでございます。
たとえば、三井三池、主婦と生活、成光電機、田原製作所、メトロ交通、日本ロール、司自動車等々、枚挙にいとまがありません。資本家が暴力団を雇い入れるということは、政府もしぶしぶ認めました。役に立つから金を払って雇い入れるのでありましょう。資本家は暴力団を雇って争議を抑圧し、その資本家は保守党に多額の献金をするわけでございます。
これは、主婦と生活社、田原製作所、あるいは最近の司タクシー労組事件、日本ロール、神楽川の三協紙器事件等をとってみても、明らかであります。警察は暴力団を取り締まるどころか、かえってこれを保護育成し、民主勢力に立ち向かわせる道具に使っているのです。これには、はっきりした証拠があります。それは、三井三池事件、安保反対闘争当時の記録を見ても明らかであります。
なお、全体として、よくなってきたか、悪くなってきたかと申しますとむずかしい問題かと思いますけれども、日本全体の労使関係の中で、中小企業の面がおくれておりますのが、だんだんにそういうところの問題点が表に出てきておるというのが一つの現象でありますけれども、同時に、一昨年以来、一昨年は特に御承知の主婦と生活社でありますとか、田原製作所でありますとか、長期かつむずかしい争議があるいは時には非常に暴力的な行為等
苫小牧の問題、メトロ交通、最近の田原製作所、主婦と生活社、エスエス製薬、こういうところでは、全くこれは争議の特徴として、一昨年あたりから暴力団が介入するということになっておる。こういうようなやり方について、しかも、田原製作所では一人の労働者塙君が殺されています。あなたが就任されてからすでに二人も殺された人が労働者の間から出ているのです。
先ほど志賀委員は何か成光電機とか田原製作所の事件がここまで発展したというような表現をなさいましたが、とんでもない話で、全くそういうことに関係のない事件でありますし、さらに警察とその男が共謀して放火をしたような御発言でありましたが、これは非常な侮辱だと私は考えるわけであります。そういう事実は全くございません。
○井野国務大臣 田原製作所の問題は新聞等でもいろいろ拝見し、また国会の委員会でもいろいろ議論になっている問題でございまして、中小企業の労働争議がまことに最近激発しており、優慮にたえないと思います。今のお話の方が殺されたという話は、私は神近委員とは違って聞かされておりまして、狭心症ですか、それでたまたま死んだというように聞かされております。
従いまして、事実関係を基礎にいたしませんと、田原製作所の問題について刑事局長がこういうことを言ったということになっても工合が悪いので、調査中でありますからどうぞその点は一つ御了承願います。
○柏村説明員 田原製作所の争議に関連し、第一組合、第二組合の衝突または警察のこれについての実力排除というような間におきまして、組合員が一人なくなられたということについては、私どもも非常にお気の毒に感じておるわけでございます。
そこで今長官も言った通り、警察ではそういう意思がないと言いながらも、先般の——これは私もそういう事犯が起ってはいけないというので、先般の委員会に強く警察としての反省も求め、あるいは慎重を求めて参ったわけですが、不幸にして、すでに御存じのように先般八月の十九日ですか、田原製作所にああいう労働組合員が一人死亡するというような事件が起ってきた。
特に田原製作所の争議のごときは、その原因が何にあったにしろ、多量の警察官が出て、死亡者まで出たという現実は隠すことはできない。こういう問題がひんぴんと中小企業の労働問題に起っておるが、これに対する労働大臣の考えをお聞きしたい。
第三点は、中小企業の労働問題に対して阿具根君の質問に関連して質問いたしますが、第一は、先日の田原製作所の問題もございます。警察権力の介入などについて、まあ労働省としてはあまり━━これはほとんど無関心であられたと思う。
この田原製作所の第一組合の諸君のいかなる行動が具体的に言うてこれに当るのか、それをお聞きしている。その説明を願いたい。そういうふうになるおそれがあると、こらおっしゃるのですが、おそれじゃだめでしょう。そういうふうになるということじゃなきゃ、いかんでしょう。具体的に説明して下さい、三十項目に分けて、三つ要件があるのですから。
○高田なほ子君 きょうは、田原製作所を中小企業労働争議の一つの代表的なケースとして取り上げたわけですが、最近の中小企業の争議には、警察官の介入がしばしば行われている例がございます。山葉製作所、桂川製作所、メトロ、七福タクシー、成光電機、主婦と生活その他等、へと、実に最近数が多い。
○委員長(大川光三君) 本日は検察及び裁判の運営等に関する調査といたしまして、田原製作所等の労働争議における傷害事件と警察官介入問題について調査を行いたいと存じます。
これは、皆さん御承知のように、中小企業の田原製作所の労働争議で一人の犠牲者が出たので、その告別式をやっている。彼はそちらの方に行っておるので、きょうここへは来ておりません。
現在のものをちょっとチェックしてみましても、主婦と生活の争議、メトロ交通の争議、田原製作所の争議、第一電気精機の争議、興和工業の争議、高村建材の争議、光伸社の争議、高山精密の争議、富士文化の争議、その他ずいぶん多いわけでありますが、それの全体的な特徴は、労使の対立がきわめて鋭くなりまして、長期化の傾向があるということと、もう一つは、暴力事件がそれに伴って数多く起きているような傾向があること、それから